特定支出控除を利用する
資格の取得費用や交際費、転勤の費用など、仕事上で必要だった出費が会社の経費として支給されなかった場合に、個人の所得から控除してもらえるのが「特定支出控除」だ。
「別名『ブラック企業控除』ともいわれます。申請には会社から“業務に必要な経費だった”と認めてもらうことが必要です」(風呂内さん)
サラリーマンでも確定申告をする
サラリーマンは確定申告の必要がないと思われがちだが、しっかり確定申告すれば税金が戻ってくることも。消費生活アドバイザーの丸山晴美さんが話す。
「医療費控除、セルフメディケーション控除が受けられるなら、忘れずに確定申告を。その際には家族で“所得がいちばん高い人”が申告するとより多くの税金が戻ってきます」
※女性セブン2020年1月16・23日号