気が付けば雑多なカードで財布はパンパン、カードの「年会費」や「特典」を思い出せない人も多い。『女性セブン』の名物記者“オバ記者”こと野原広子さん(62才)が、カードが増える原因と減らし方を研究する。
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化粧品店、飲食店、スーパーマーケットにドラッグストア、家電量販店……。「ポイントがつきますよ」と言われるがまま、作りに作ってしまい、「すでに何がなんだかわからない」とオバ記者が嘆くと、チャレンジ企画のパートナー・編集まっちゃん(永遠の30才)は「そうなんですよ~。財布、太りすぎ」と顔を曇らせる。
「じゃあ、いっせいのせで全部ぶちまけて、専門家の指導を仰ごうか」
と言っても、これがなかなかね。ダイエットを誓っても、体重計にのれないのと一緒で現実を直視するには勇気がいる。
「期限切れのポイントとかあると、悲しい。50円、100円ならあきらめがつくけど、1000円単位になると自分を責めるし、いつまでも忘れられない。そんな小さな自分と向き合うのがイヤ」と、オバが言えば、「私もけっこう、ヤバい気がする~」とまっちゃん。こうして中高年女2人、“どっちが残念か、カード勝負”の日を迎えたのであった。
肥満度が高いとこうなる
まずはオバ記者、自慢のカード入れを見せる。アコーディオン式36枚の裏表で72枚が入る優れもの。
「わ~あ、すごい」と手に取って一瞬だけ、興味を示したマネーライターの綿谷禎子さん。が、すぐに「この数のポイントカードを毎日持ち歩いているんですか?」とクールな目で聞く。
「無駄ですね。いつもは家に置いておいて、使う日だけ、財布に入れればいいんです」と、もっともなご意見。