30代男性会社員・Bさんは、友人や恋人と会わない休日はジムで汗を流し、近所のカフェや書店などをめぐった後、行きつけの居酒屋で一杯飲むのがお決まりだった。
「僕の休日の定番コースは、基本的にすべて不特定多数の人がいるところだと気づかれました。でも、人混みを避けるようにと言われても、どの程度なら“人混み”なのか。何百人単位なのか、数十人でも人混みなのか……。
僕が会員になっているジムは営業休止になってしまったのでそもそも行けませんが、まだ営業しているジムもありますよね? 温泉施設もダメかと思ったら、こちらも営業しているところは多いようです。お店によって方針がまちまちなので、たとえ普段どおり営業中だとしても本当は避けたほうがよいのか悩みます。
そういえば昨日いつも行く居酒屋さんに寄ったら、ガラガラでした。人気のお店なので、入れないことがあるくらいなのに。もはや世の中、“外出がすべてNG”みたいな雰囲気で、変に緊張する日々です」(Bさん)
そんなBさんの恋人も、感染を恐れるあまり、外でデートしてくれなくなった。
「おうちデートもいいのですが、やはりどこか物足りない。コロナのせいで別れたらシャレになりません……」(Bさん)
恋愛といえば、20代男性会社員・Cさんもこんな悩みを抱えている。
「ちょっといい関係になってきた女性がいるのですが、まず遊園地に誘えない。買い物にしても映画にしても、コロナを理由に断られるか延期になる……。チャンスが減ってしまって、かなりの痛手です。このままコロナが終息しないと、彼女も作れないんじゃないかと本気で悩み始めています」(Cさん)
新型コロナウイルスの影響で、溜まりやすくなっているストレス。上手に付き合う方法を探りつつ、終息に向かうことを祈るばかりだ。