葬送・終活ソーシャルワーカーで社会福祉士の吉川美津子氏はこう指摘する。
「互助会の他にも、近年では『終活サービスを総合的にサポートする』と謳う団体もある。事前にサービス料金を集め、生前の見守りや死後の葬儀まで面倒を見るといいながら、サポート内容が不透明な業者・団体にまつわるトラブルも報告されています。
こうした事前にお金を預ける形の契約はトラブルになりやすいので、事前に葬儀社などに葬儀プランや料金を相談しておいて、亡くなった後にお金を支払うように段取りをつけておくほうがトラブルは回避できると思います」
※週刊ポスト2020年3月20日号