郊外の一戸建てを1000万円で売って、都内の中古1LDKのマンションに引っ越した60代女性・Bさんが言う。
「前の家を二束三文で手放して、追われるように契約したいまのマンションは、見た目こそきれいにリノベーションされていますが、いざ住んでみたらボロボロでした。窓の立て付けが悪いのか、お風呂とトイレはすきま風がひどい。冬は凍えそうだったし、いまの時期は花粉も入ってきます。ふすまが外れたこともありました。家賃や管理費を払っているのがばかばかしい」
老後の住まい選び、本当に家を売って引っ越すべきなのか、慎重に考え直す必要がありそうだ。
※女性セブン2020年3月26日・4月2日号