また、低価格帯のコスメを愛用する学生にとっても、コスメレビュー動画がテスター替わりになっているという。20代の女性Bさん(大学生)もそんな1人だ。
「友達と一緒にドラッグストアでプチプラコスメを買おうとしていたときに、テスターが全部撤去されていてショックでした。学生なので600円のアイブロウですら、試さないで買うことはためらいます。
そのとき友達が、プチプラを紹介するYouTube動画があることを教えてくれました。正直、美容系YouTuberはキラキラ系女子ばかりの印象で苦手だったんですが、いざ見てみると、かなり丁寧にレビューしていて偏見もなくなった。動画内で評価が良かったものを翌日ドラッグストアで購入しました」(Bさん)
今回のコロナ騒動がきっかけとなり、それまでメイク動画に関心がなかった女性たちも美容系YouTube動画を視聴しはじめている。YouTuberにとっては思わぬところで動画再生回数のアップにつながっているのではないだろうか。