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春名風花さんも経験、ネット上の誹謗中傷で警察が動きにくい理由

 また、告訴状をすぐに受理しないのは、「内容を精査するためだ」と続ける。

「告訴状を持参されたら、内容を精査するため、コピーして原本は返すのが通例。事件性ありと判断したら正式に受理し、捜査を開始。ネット事件では、投稿者が特定されていれば、それだけ早く犯人逮捕に向けた捜査をできますが、そうでないなら投稿者の特定に時間がかかるため、残念ながら捜査しづらいんです」

 春名さんの件では、投稿者は特定済み。告訴状を読まずに返すなどの一連の行為は、元刑事からしてもありえないという。署や担当者によって対応に違いはあるが、犯罪が成立するための構成要件が整っていれば警察は動いてくれるはずだ。

※女性セブン2020年4月9日号

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