家計

ラーメン1杯は高くなった?安くなった? 2001年以降の相場感の変化

●2001年からの増加率10%以上(15項目)

・携帯電話・スマートフォン(本体):9,289円→67,079円(+57,790円・622%増)
・ハンバーガー1個:140円→245円(+105円・74%増)
・雑誌:400円→590円(+190円・48%増)
・テレビ(受像機):85,578円→126,219円(+40,641円・47%増)
・新車のクルマ:311万円→416万円(+105万円・34%増)
・中古のクルマ:115万円→154万円(+39万円・34%増)
・スポーツ観戦:3,128円→4,070円(+942円・30%増)
・ラーメン1杯:586円→738円(+152円・26%増)
・シャンプー1本:598円→730円(+132円・22%増)
・携帯電話・スマートフォンの1ヵ月分の支払い:6,770円→7,994円(+1,224円・18%増)
・習い事の月謝:8,869円→10,377円(+1,508円・17%増)
・夕食に友人とレストランで食事(一人あたり):2,669円→3,003円(+334円・13%増)
・口紅:2,167円→2,408円(+241円・11%増)
・外食ランチ(一人あたり):855円→950円(+95円・11%増)
・親戚の子供へのお年玉:4,565円→5,028円(+463円・10%増)

 まず、圧倒的に金額が上昇しているのが、グラフ左端にあった「携帯電話・スマートフォン(本体)」。6万円弱の増加です。2001年にはいわゆる「ガラケー」だったものが今やスマホになっているわけで、モノの機能や性質がガラッと変わっていることから、妥当と考える金額も大きく変化していると思われます。

 次いで増加しているのは「ハンバーガー1個」。2001年の金額から74%増加しています。当時は、1つ100円以下で売っているお店もあり、それを見て筆者も不況やデフレを実感したものですが、だいぶ状況が変わっているようです。

 また冒頭で触れたラーメンについては、1杯が2001年586円→2019年738円と、生活者の意識の上では150円ほど金額が増加しています。冒頭のラーメン店のように50円程度の値上げ幅であれば、あるいはむしろ「割安な店」として認識されるのかもしれません。

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