まだサービスは始まったばかりだが、買い物依頼者とドライバー側、双方の需要を見込んでいるという。
「子育てや家族の介護で外出がしづらい方、高齢者や体調不良の方、既往症があり感染を心配されている方など、必要不可欠な買い物が困難になっている方々の一助になればと考えています。同時に、仕事が減少しているドライバーには新たな収入を獲得する機会創出に繋がります」(前出・松本氏)
今後、こうしたサービスが広がっていけば、買い物が困難な人の助けになるだけでなく、売り上げが減少して危機的状況にある小売業や飲食業を底から支える力にもなるかもしれない。新型コロナウイルスの拡大を機に、宅配ビジネスは新たな展開を迎えている。