家計

新型コロナ禍でも消費意欲が高い人の特徴とは?

【1】新年度・新生活への対応

「新生活の必需品を揃えるため」(100点・男性47歳・東京都)
「5月に引っ越しをするので、家具等の買い物が増えるため」(80点・男性37歳・神奈川県)
「新居に引っ越すため家具や家電を買いたい」(80点・女性26歳・大阪府)
「新年度が始まって新調したいものが増える」(80点・女性46歳・愛知県)

 新型コロナ禍に関わらず、季節や年度は巡っていきます。その変わり目に伴って生活環境が一変する人たちは一定数おり、そこには新生活を充足させるための新たな消費のニーズが生まれてきます。筆者の身近にも連休中に引っ越しをしたという人が何人かいますが、新居にはこれが必要、あれも欲しい……と思い立つ機会も多いことから、底堅い消費意欲につながっていると考えられます。

【2】買い物でストレス発散

「物欲は常にあるけど、今買い物や外出があまりできていなくて爆発しそうだから」(100点・女性23歳・大阪府)
「コロナウイルスで自粛に疲れた。気晴らししたい」(100点・女性44歳・大阪府)
「買い物にいけなくてストレスがたまっているから」(100点・男性51歳・東京都)
「今コロナで外出自粛しているので、ストレスを発散できるのが買い物しかないから」(95点・女性43歳・兵庫県)

 こちらは、外出できない、ストレスが溜まる状況であるがゆえ、その発散のために買い物をしたい気持ちが高まっている、というもの。消費意欲が高まらない人が、外出機会が減っていることを理由としていたのとは真逆のパターンでしょうか。「これが買いたい」という以前に「買い物自体が好き」という人にとっては、自由な買い物の機会が奪われているがゆえに、余計に欲求が高まっている可能性がありそうです。

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