投資

【ドル円週間見通し】株式市場が軟調になれば、ドル需要が高まる可能性

・5月18日-22日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(米)4月住宅着工件数 19日(火)午後9時30分発表予定
・予想は、95万戸
 3月実績は121.6万戸。4月については、ウイルス感染の拡大を防ぐために導入された都市封鎖の影響をより強く受けていることから、着工件数は大幅に減少する見込み。着工件数は5月以降もさえない状態が続くと予想されている。

○(日)4月貿易収支 21日(木)午前8時50分発表予定
・予想は、-4089億円
 先行指標となる4月上中旬分の貿易収支は-7519億円で赤字幅は前年同期比で55%拡大した。輸出入金額は大幅に減少している。前年4月の貿易収支は590億円の黒字だったが、今年4月の貿易収支は、輸出減少の影響で数千億円規模の赤字となる可能性がある。

○(米) 5月マークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値 21日(木)午後10時45分発表予定
・予想は、37.8
 参考となる4月実績は36.1。新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、全米レベルで外出制限などが行われている影響で経済活動は停滞。失業者数は2000万人を超えた。この状況は5月も続いており、速報値は4月実績と同水準にとどまる可能性がある。

○(欧) 5月ユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値 22日(金)午後5時発表予定
・予想は、38.0
 参考となる4月実績は33.4。新型コロナウイルス感染拡大防止のためユーロ圏諸国は、さまざまな制限措置を講じており、域内の経済活動は一段と低下した。5月上旬時点で状況は大きく変わっていないことから、製造業PMIの大幅な改善は期待できない。

○その他の主な経済指標の発表予定
・18日(月):(日)1-3月期国内総生産一次速報値
・19日(火):(独)5月ZEW景気期待指数、(米)4月建設許可件数
・20日(水)(日):3月機械受注、(欧)3月ユーロ圏経常収支
・21日(木):(英)5月マークイット総合PMI、(米)4月景気先行指数、(米)4月中古住宅販売件数
・22日(金):(日)4月全国消費者物価コア指数、(独)5月マークイット総合PMI 、(英)4月小売売上高

【予想レンジ】
・106円00銭-109円00銭

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。