その点、注目が高まっているのが在宅ワークだ。
在宅ワークの求人情報サイト「キャリア・マム」の今年4月の会員登録数は前年同月比の3倍にもなった。在宅ワークへの注目度の高さがわかる。
「これまでの在宅ワークといえば、主婦が隙間時間に行う小遣い稼ぎの仕事というイメージを持たれることが多かったのですが、ここ最近は男性からの問い合わせも増えており、今後ますます増えるはずです。
企業側の認識も変わってきており、オフィス勤務を条件にしていた会社も、コロナの影響でリモートワークが定着したせいか、在宅ワークの求人を出す動きが広まってきています」(キャリア・マム代表・堤香苗さん)
「経験がないから」と挑戦しないのはもったいない。初めてのことや慣れないことでも、年齢に関係なく「やってみよう」と思える人ほど、在宅ワークに向いているという。必要なのはスキルよりも、パソコンやスマホ、Wi-Fiといった通信環境の完備だ。
今後応募者が増えるだろうが、いまなら比較的応募者が少ないため、すぐに働き始めたい人にはおすすめの在宅ワーク。躊躇している時間がもったいない。まずは挑戦してみてはいかがだろう。
※女性セブン2020年6月25日号