上限を超えた介護サービスの利用料金は、全額自己負担となる。「生活援助」であれば、1時間だいたい2300円程度だ。これも負担を軽減する方法がある。
「地域にあるシルバー人材センターの家事代行サービスに切り替えれば、時給1200円程度で対応してくれます。食事の準備や洗濯、掃除など、ヘルパーさんの『生活援助』と変わらないことはやってもらえますよ。介護離職をして『生活援助』が打ち切られた場合も利用可能です。
そのほか、自治体がおむつ代を助成してくれたり、ボランティア団体が高齢者の話し相手になってくれる傾聴サービスなど、介護保険以外にも数々の独自のサービスがあります」(高室さん)
便利なサービスを安く利用することが、在宅介護で成功するコツだ。
※女性セブン2020年7月2日号