必ず裏面には署名をする
インターネットショッピング専用だからと、カードの裏面に自分の署名をしていないのはNG。カード会社の規約にも書かれているが、カードの裏面に署名がないものは、その人のカードとしてみなされないため、不正利用されると自己責任となってしまう。これは紛失したときも同様。必ず、カードが到着した時点で、裏面に署名しておこう。
パスワードをすぐに変更する
あらゆるサイトで同じパスワードの使い回しをしているなら、いますぐ変更を。ニセサイトで盗み出したメールアドレスとパスワードを使って、ショッピングサイトにログインし、不正に買い物をされてしまう可能性があるからだ。一度、ニセサイトに入力してしまったパスワードは二度と利用しないのがよい。
クレジットカード情報をサイトに残さない
ショッピングサイトでクレジットカード払いにすると、「よく使うカードとして、登録しておきますか?」といった主旨の案内が表示されるが、安全性を高めるためにも、サイトにはカード情報を残さないのがベター。面倒でも、ショッピングするたびにクレジットカード情報を入れ、すぐにその情報をサイトから消す。
「自分にとって便利なことは第三者にとっても、簡単に悪用することができる可能性があるということ。サイト上に大事な情報を残しておくと、誰がどう利用するかわかりませんから」
クレジットカード以外にも、名前、電話番号、生年月日など一度、盗み取られてしまった個人情報は、簡単に消すことはできない。悔しいことではあるが、ネットを利用した時点で、自分の情報は第三者に盗み取られているという自覚を持つことが必要だ。
現時点では、どこの国から詐欺を行っているか経路不明の相手を訴えることも、捕まえることも厳しいのが現状。ならば、だまされないためにも、こちらが気をつけるしかない。そのためにも、どんなメールでも一呼吸おいてから、対処するようにしよう。
※女性セブン2020年7月9日号