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もはやメリットない? 五輪スポンサー企業を悩ませる協賛金問題

 組織委とスポンサーの追加協賛金交渉は7月から始まったが、「延期後に中止」となる事態も想定される以上、判断は難しい。スポンサーの一社、アシックスは「組織委と連携しながら状況を確認中」(広報室)という。

 組織委は、「現在、追加費用について評価と算定を行なっている。延期に伴い辞退する企業はないと聞く」(戦略広報課)とするが、別のスポンサー企業の担当者は「現段階ではスポンサーのメリットはない」と否定的だ。コロナで企業業績が悪化するなか、協賛を継続できるかという問題もある。

「中止か否か」が宙ぶらりんのままだから、困惑が広がっている。

※週刊ポスト2020年7月31日・8月7日号

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