吉田みく「誰にだって言い分があります」

元同級生のランチ女子会で亀裂 コロナ禍で分断された金銭感覚

 池田さんによると、A子さんは美味しいものに目がないそうだが、そんな彼女が意外なことを言ったという。

「“自粛生活で生活費が結構かかっちゃって。今回だけリーズナブルな価格だと助かるんだけど”って。自粛生活でお金ってかかるんですか? それが不思議で……」

 ネット上での子育て世帯の声として、“自粛生活で食費が増えた”や、“自宅で遊べるおもちゃを買わざるを得ない”などといったコメントが多くみられた。もしかしたら、A子さんもその1人だったのかもしれない。

元同級生の金銭感覚が「わからない」

 また、B子さんからも色よい返事はもらえなかった。

「“派遣先で出勤日の調整が入っちゃって、収入が減っちゃったんだよね”と言われました。かわいそうだなぁとは思いますが……」

 B子さんは緊急事態宣言中、自宅待機という名の休業状態となっていたそうだ。話によると、週3日ほどしか出勤できていなかったという。

「でもB子は実家暮らしです。一人暮らしの私よりも出費は少ないはず」

 池田さんは事情を汲んで、今回はファミレスで1時間ほど会うことを提案。これには2人とも快諾し、近場のファミレスで集まることになった。ランチ費用も1人1000円程度で収まったそうだ。

「久しぶりに会うことができて良かったです。楽しかった。食事面はイマイチでしたけど」

 今回の友人たちの反応を、池田さんはあまり納得できていないようだ。一体どこが引っかかっているのだろうか。

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