特に助かったのが2歳児の散髪だったそうだ。
「我が家には元気いっぱいの男の子がいます。以前までは自宅で散髪していたのですが、最近はジッとしていることができないので……。万が一、刃物が当たったら大変ですので、半年前くらいから1000円カットへ行くようにしています」
最近の理容店には、子供が好みそうな車の形をした座席などが用意されており、子供を誘導しやすく、無理に連れて行くなどのストレスもなく、散髪を終えることができるという。
「もったいない!」
「このことをママ友の前で話したのが失敗でした」
ママ友との約束の日。話題は緊急事態宣言中の過ごし方や子供の成長具合などについてだった。子供が小さい頃から知っているママ友だったこともあり、岩井さんは特に気にすることなく、店での散髪の話をしたそうだ。
「ママ友から“もったいない! 自宅で散髪すればタダじゃない。今でも私が切ってるよ。今度切ってあげようか?”って言われたんです」
もちろん散髪をお願いすることはなかったが、妙な勘違いが生まれたら嫌だと思い、1000円カットを利用するに至った経緯を話すと、ママ友から意外な言葉が返ってきたのだ。