「僕の住むアパートは築30年で、エアコンも相当の年代物。今年は酷暑なのでエアコンはガンガンつけたいのですが、使いすぎて壊れるのが怖く、こまめに切るクセがついてしまいました。2時間くらいにつけっぱなしにすると、ブーン、チッチッチ…カッカッカ……みたいな不穏な音がしてくるんです……。しかも、1Kの部屋なのに、設定23度くらいにしないと十分に冷えてこない。卓上扇風機を買いましたが、そろそろ取り替えないと倒れそうです」(Aさん)
つけると寒いし、消すと暑い
20代の女性会社員・Bさんは「エアコンをつけると寒いし、消すと暑い」という問題に悩まされつつ、こまめな電源オンオフを欠かさない。
「うちのエアコンは25度にすると寒く、26度だとちょっと暑い。暑いほうが耐えられないので、オンオフを繰り返すことになります。加えて、私の親は、こまめに切ることが節約だと思いこんでいるんです。つけっぱなしにしていると怒られる。電気代はかかるだろうなあと思っていますが、体調には変えられません」(Bさん)
昨年つけっぱなしにしていたら、電気代が…
昨年の夏は「つけっぱなし」にしていたが、今年の夏はこまめに切ることにしたというのは、20代の男性会社員・Cさんだ。
「昨年、つけっぱなしにしてみたら、ひと月に1万円以上もかかったんです。それで、『単純につけっぱなしにしたらいい』というものでもないことを知りました。長時間外出の際は、やはり切って出かけたほうが良さそうなので、今年はそうしています。ただ、そうすると帰った瞬間の部屋が暑すぎる。出先からオンオフを操作できるようなエアコンが欲しいです……」
猛暑だからこそ、熱中症対策は怠らないようにしておきたいが、一方で電気代も気になるところ。特に今夏は家にいる時間が長いからこそ、エアコンをつけっぱなしにするか否か、悩まされている人もいるようだ。