「冷凍餃子は手抜き」──そう言い放ったある家族の夫の言葉が、ツイッターで話題になった。コロナ禍で家族が家にいる時間が増えた分、家事や育児、介護の負担はいつにも増して大きくなるばかり。それを全て1人でこなす妻にとっては、聞き捨てならない言葉だ。だが、家事は本来、家族が幸せになるためにするもの。ほんの少しの工夫でできる“家事のアウトソーシング”で、自分も家族も豊かな暮らしを手に入れられる。“ズボラ家事”を実践する読者のリアルケースを紹介しよう。
週に2回、宅配の活用で 手間も減り節約にも!
食材や日用品の買い物は、手間と時間、そして体力が必要な重労働だ。昨今はコロナ禍による外出自粛の影響もあるが、こうした苦痛から解放されるため、ネットスーパーなどの食材宅配を活用する読者は多い。
「米や牛乳など、持ち運びが大変な食材は『パルシステム』に宅配してもらっています」(43才・会社員)
「ネットスーパーなら、必要な分だけその日に宅配してくれるので便利」(68才・主婦)
宅配の食材は、週2回届くようにすると、不足するものを補え、衝動買いやついで買いが防げて節約にもなるという。
献立を考えるのが面倒。そんな時は調理セットを
冷蔵庫の中身や予算を考えて、毎日3食の献立を考えることはかなり大変だ。「メニューを決めても、魚や肉の下処理などに手間がかかり、家族全員が家にいる日は、一日中食事を作っている気がします」(37才・主婦)という読者も。
そんなときは、調理セットの活用を。「レシピのレパートリーが少ないので、私の手料理では家族が飽きがち。週に1回『オイシックス』のミール(調理)キットを使うようにしたら、自分の時間も増えたし、食卓に会話と笑顔が増えました」(45才・会社員)
これなら、気軽に家事の負担を軽減できる。