中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

松屋の「牛めしの具」と「牛皿」、どちらがコスパが良いか検証した!

「ご飯を少なく、具を多く」をどう実践するか?

 私がいつも行く松屋では「牛皿」と「牛皿大盛」があります。私の好みに合わせて「ご飯を少なく、具を多く」を実践する場合、どの組み合わせがもっともコスパがいいのか――。それを検証してみます。この日は「プレミアム牛めし並」×3、「牛皿」、「牛皿大盛」の5つを買いました。その重さを量っていきますが、ご飯の入った紙の丼は22.0グラム、具の入ったプラスチックの容器は13.5グラムです。それを差し引いた重さが以下の通りです。

・プレミアム牛めし【1】:具・107グラム、ご飯・218グラム→合計325グラム
・プレミアム牛めし【2】:具・120.5グラム、ご飯・223グラム→合計343.5グラム
・プレミアム牛めし【3】:具・127.5グラム、ご飯・222.5グラム→合計350グラム

 若干の差が出る結果となりました。

容器分を差し引いた中身の重さは156.5グラム。通常の1.5倍以上の容量だ

容器分を差し引いた中身の重さは156.5グラム。通常の1.5倍以上の容量だ

・牛皿:95グラム
・牛皿大盛:156.5グラム

 単純に「並」の価格である380円から、「並」相当の具の量と想定できる「牛皿」の価格である300円を引くと、その「ご飯」の価格は80円ということになります。この前提があったうえで、「いったい、どの具が一番お得なのか」を検証します。今回、【1】【2】【3】の「並盛」を買いましたが、これは肉の量を平均化したうえで、計算します。

・「牛めし並盛」の具の1グラムあたり単価:2.54円
・「牛皿」の1グラムあたり単価:3.16円
・「牛皿大盛」の1グラムあたり単価:2.68円

 これを考えると、もっともコスパが悪いのは「牛皿」ということになります。「プレミアム牛めし」については、3つ頼んで具の量にバラつきがありました。当然「牛皿」「牛皿大盛」にもバラつきはあることでしょう。ただ、この検証結果から考えると、牛皿よりも牛めし並盛の具の方がコスパは良いようです。ということで私は今後、松屋の持ち帰りスタイルを以下のようにしようと決めました。

「牛めし並×3」、コレだ! 「牛めし並×2」+「牛皿」はもうしません。自宅でインスタント味噌汁を作り、そこにスーパーで買った玉子(1個16~20円ほど)の白身は1つ分入れて固める。こうすればグジュグジュの白身入り牛めしにならないし、肉の量も丁度いい。もしも一人で食べる場合だったら多分「あたま大盛」(480円)にして、ご飯を半分はラップに入れて保存することでしょう。以上、中川淳一郎的、松屋の弁当注文術でした!

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