ビニール袋に入れてトイレのタンク内で発見したことや、ぬか床の中や、食器棚に敷いたすべり止めシートの下で見つけたこともあるという。
「ソファを処分しようと持ち上げたところ、重さに違和感があり、シートをはがしてみると、2000万円もの現金が出てきたことがありました。そんな大金が隠されているとは、ご遺族も予想していなくて、あのときは、そのまま捨てなくてよかったと、感謝されました」
ゴミ収集所やリサイクルショップで、多額の現金が見つかるというニュースをよく目にする。タンス預金をしていたけれど、家族が確認せずに捨ててしまい、焼却されてしまったケースも多いと推測される。せっかくのへそくりが無駄にならないように、エンディングノートなどには、隠し場所を記しておくのがおすすめだ。
へそくりの使い道についてアンケートをとったところ、1位「老後の蓄え」、2位「家計の足し」、3位「家族旅行などレジャー用」と続いた。家族のために使うお金と答えた人が多かった。
※女性セブン2020年9月24日・10月1日号