Bさんは、忘年会そのものだけでなく、その後のカラオケなどの2次会も含めて、「セットで嫌い」だと話す。
「新人や若手は、余興や無茶ぶりをさせられがち。タダならまだしも5000円くらい金を払って嫌な思いをしなきゃいけないのかと思うと、憂鬱で仕方がありません。忘年会後のカラオケも苦痛でした。さすがに今年は大勢での集まりは中止になるのではと予想しています」(Bさん)
一方30代の男性会社員・Cさんは、なんとかして忘年会をやりたい派だ。
「忘年会は、職場でもなかなか話ができていない人に挨拶ができる貴重なチャンス。なくなると、1年が終わる気がしなさそうです……。でも確かに、今年は大勢で居酒屋に集まり、忘年会をやるぞ!っていう空気でもない。コロナ感染拡大の状況にもよると思いますが、チームごとなど、少人数で何回もやるしかないのかなあとか、宅飲みとか、オンラインとか、方法は考えたいところです」(Cさん)
今年の忘年会はどのようなかたちになるのか、頭を悩ませている人は少なくないようだ。