イタリア発祥のデザート、ティラミス。イタリアンレストランだけでなく、コンビニでも人気メニューとなっている。コンビニグルメに詳しいフリーライターの小浦大生氏はこう話す。
「ティラミスは、コンビニスイーツの中では、プリンやシュークリームのように、常時数種類が販売されているというわけではないものの、それらに次ぐ準定番メニューです。オーソドックスなタイプのティラミスが販売されるケースが多いです」(小浦氏・以下同)
各社どのような違いがあるのか? この秋に大手コンビニ3社で販売されているティラミスを比較してみよう。
もっともオーソドックスなローソンのティラミス
「現在、大手コンビニ3社の中で、もっともオーソドックスなティラミスを販売しているのがローソンです」
ローソンでは『CUPKE くちどけティラミス』が販売されている。小さめのカップに入ったティラミスで、価格は270円(税込み以下同)。カロリーは277kcalだ。
「北海道産のマスカルポーネチーズを使った、とろとろなクリームが特徴的なティラミスです。コーヒーの香りも豊かで、そのおかげもあってか、甘ったるさを感じないのもポイント。比較的サッパリとした味わいで、コーヒーシロップの苦味も引き立っているので、“大人向け”といった雰囲気もあります。甘党だけでなく、幅広い人に支持されるタイプのティラミスだと思います」