和スイーツの定番「ぜんざい」。コンビニ各社も様々なタイプのぜんざいを発売している。コンビニグルメに詳しいフリーライターの小浦大生氏が説明する。
「コンビニのぜんざいは、白玉、あんこ、クリームという要素が入っているものが、基本パターンとなっています。純然たる和菓子というイメージではなく、ホイップクリームなど洋風なテイストがどこかに入っているのが特徴です」
そこで、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンで販売されている「ぜんざい」をマネーポストのコンビニグルメ担当記者Aが実食・比較した。
(紹介する商品は、2020年10月10日時点で販売されているものです。地域や店舗によって販売されていないことや、価格が異なることがあります)
オーソドックスな味わいのセブン-イレブン
セブン-イレブンで販売されているのは『もっちり白玉&わらび餅のぜんざい』(280円、税込み以下同)。あんこの上に、白玉、ホイップクリームに、わらび餅がのった商品だ。
「容器の下層にあんこが敷いてあり、その上に、弾力のある白玉が4個、きなこがまぶしてある小さいわらび餅が3個、そしてホイップクリームが盛られています、それぞれが独立している感じで、スプーンであんこと絡めながら食べる感じです。
あんこは甘すぎず、量が適度でとても食べやすい。ホイップクリームの量も決して多すぎず、どちらかといえば控えめです。全体的に素朴な印象があって、だからこそ安心して味わえるぜんざいだと思います。白玉とわらび餅の本来のおいしさを存分に堪能できる、シンプルでオーソドックスなぜんざいです」(記者A)