続いて、ナチュラルローソンの『新杵 白玉クリームぜんざい』を実食した。
「小さめの白玉が5個入っているクリームぜんざいです。トップにクリームが盛られていて、その下にはあんことクリームが層状で交互に重なっているのが、ほかのコンビニのぜんざいとの大きな違いです。
ボリュームはそこまで多くはなく、甘さも控えめ。少々物足りなさを感じる部分もありますが、全体的なバランスはとてもいいと思います。とにかく食べやすくて、完成度が高いぜんざいです」(記者A)
コンビニ各社の「ぜんざい」について、小浦氏が分析する。
「シンプルでオーソドックスなセブン-イレブン、ボリューム感が魅力のファミリーマート、個性と完成度のローソン・ナチュラルローソンといったイメージ。セブン-イレブンはスイーツに限らず、比較的オーソドックスな商品が多く、その傾向を踏襲していると言えるでしょう。また、ファミリーマートについても、ボリューム感がある商品が多く、ローソンも個性的な商品が多い。そういう意味では、これらのぜんざいが、コンビニ各社の傾向を見事に表していると言えるかもしれないですね」
ぜんざいを通して、コンビニ各社のカラーを感じてみては?