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【ドル円週間見通し】米大統領選近づき、先行き不透明な展開

・10月19日-23日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(米)9月住宅着工件数 20日(火)午後9時30分発表予定
・予想は、145万戸
 参考となる8月実績は141.6万戸で、7月実績を下回った。9月については雇用情勢が改善していることや、8月に減少した反動が予想されることから、8月実績をやや上回る可能性がある。市場予想は妥当な水準か。

○(米)9月中古住宅販売件数 22日(木)午後11時発表予定
・予想は、618万戸
 参考となる8月実績は高水準を維持した。9月は低水準の住宅ローン金利が当面続く可能性が高いことや、郊外物件の需要が増えていることから、2か月年率換算で600万戸の大台を上回る可能性がある。

○(欧) IHSマークイット10月ユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI) 23日(金)午
後5時発表予定
・予想は、53.1
 参考となる9月実績は53.7で8月実績の51.7を大幅に上回っており、2018年8月以来の高水準。ユーロ圏の企業景況感は5月以降、改善傾向にあるが、新型コロナウイルスの感染流行が続いていることから、10月の製造業PMIはやや悪化する可能性がある。

○(米)IHSマークイット10月製造業購買担当者景気指数(PMI) 23日(金)午後10時45分発表予定
・予想は、53.4
 参考となる9月実績は53.2で2019年1月以来の高い水準となった。製造業PMIは5カ月連続で改善したが、米国各州で新型コロナウイルスの感染流行が続いていることから、さらなる改善は難しい。10月は好調・不調の節目である50を大幅に上回るものの、9月との比較である程度悪化する可能性が高いとみられる。

○その他の主な経済指標の発表予定
・19日(月):(日)9月貿易収支、(中)7-9月期国内総生産、(中)9月鉱工業生産指数、(中)9月小売売上高
・20日(火):(欧)8月ユーロ圏経常収支、(米)9月建設許可件数
・21日(水):(英)9月消費者物価指数、
・22日(木):(米)9月景気先行指数
・23日(金):(日)9月全国消費者物価指数、(英)9月小売売上高、(独)IHSマークイット10月製造業購買担当者景気指数(PMI)、(英)IHSマークイット10月製造業購買担当者景気指数(PMI)、(米)IHSマークイット10月サービス業購買担当者景気指数(PMI)

【予想レンジ】
・104円00銭-107円00銭

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