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カリスマ会計士が教える「コロナ後に儲かる副業」ランキング

あの「さおだけ屋」も儲かる副業だった!

 学生時代のアルバイトなども含めると、これまでに数十もの“副次的な仕事”を経験し、現在では会計や税務を請け負う多数の顧客から、副業について相談を受けることが多いという山田氏。新たに副業を始めるうえでの心構えや成功するポイントなどはあるのだろうか。

「まず副業と本業はまったく別物と考えるべきでしょう。副業は100%自分にとっての損得を優先すべき。その仕事が好きかどうか、趣味と実益を兼ねているか、一緒に働きたくない人はいないか。それらを満たしていなければ長続きしません。逆に言えば、始めてみて合わなければ、即、辞めるべき。ズルズル続けてしまうと“底なし沼”にハマり、“副業ビンボー”になってしまいます」

 副業選びで失敗しないためには、好きかどうか以外に「目的」と「時間」を明確にすることも欠かせないという。

「副業に1週間のうちのどれくらいの空き時間を使うのか。平日の朝や夜、休日など、具体的に決めておかないと、やり過ぎて本業に支障を来したり、体調を崩したりしがちです。月の目標収入額の目安もきちんと立てて始めるべき。そこに達しない場合は何らかの見直しが必要だということです」

 また、会計士的な視点で言えば、「初期投資(費用)をかけないこと」も重要なポイント。実は、山田氏の著書の題材となった「さおだけ屋」も、元々は「初期投資のかからない副業」だったという。

「副業のためだけに、バカ高いハード機器や専門的な道具を買ったり、広告宣伝費をかけたりするのは本末転倒。その費用が回収できずに失敗する人は多いものです。その意味では、『さおだけ屋』は元々、金物屋がお得意様への配達ついでに街を流していて、そのための人件費も費用もゼロ。それと同様に、まずは身ひとつ、持っているものだけで始められる副業を選べば、失敗しても痛手になることはないはずです」

コロナ後にバズる副業ランキング上位は?

 山田氏が「総監督」として企画・監修などをつとめた最新刊『儲かる副業図鑑 在宅勤務のスキマに始める80のシゴト』(12月3日発売)では、コロナ後に“バズる”80種類の仕事について、5つの指標を交えて解説している。「生」の給料情報や副業の達人たちが教える「儲かるためのウラ情報」も満載だ。

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