その一方で、テレワーク時と出社時でやる業務を分けて、毎日を乗り切っているというのは広告代理店に勤務する30代の男性会社員・Cさんだ。先輩や上司らと出社日をそろえることがコミュニケーションを円滑にする機会になっているという。
「在宅時は作業メイン、出社時はコミュニケーションメインと、そこでやる業務を明確に区別しています。オンラインやテキストだけだと、どうしても言い足りないことがあるので、それをカバーする日が出社日です。『あの件はこういう理由でこう判断して……』など、テキストベースの連絡事項の補足を口頭で上司に報告するようにしています」(Cさん)
テレワークと出社、双方のメリットとデメリットを補完しながら働く日々が続きそうだ。