【貯める秘訣】節約する目標を決めておく
細野:やはりそうなりますよね。Nさんは家計管理の成果で、すでに40才の時に住宅ローンさえ完済されたようですが、今後の目標は何でしょうか?
Nさん:いま家計管理を頑張っているのは、子供の学費の心配をしないようにするためです。もし子供が大学に行きたいとなった時に、「ごめん、ウチはお金に余裕がないから行かせられない」となって、子供の夢を摘みたくない。その一心で頑張っています。
細野:確かに3人となると、結構な金額になりますものね。でも、いくらお子さんのためとはいえ、Nさんご自身は欲しいものが買えなくなったりと自分が苦しくなったりしませんか?
Nさん:実は、私、欲しいものをガマンするのは嫌なんですよ(笑い)。アクセサリーとか、たまに欲しくなるので欲しいものは買っています。
細野:あ、そうなのですね。でも、きっとNさんのことだから、それも衝動買いとかではなくキチンと家計管理と連動していそうですね(笑い)。
【貯める秘訣】弁当の節約を見える化する
Nさん:そうですね、これも予算の中でやり繰りしています。まず朝は、私はお弁当を4つ作るんですけれど、夫は100~150円で購入してくれるのでそれを貯金箱に貯めています。それと、お店のポイントを使って買い物した場合はポケットマネーに。それらが貯まると、欲しかったアクセサリーや化粧品などを買ったりしていますね。
細野:なるほど。旦那さんにしても、外でお弁当を買うと平均的に500円はしますから、それが100~150円で済むのは、旦那さんにとっても、Nさんの家計にも助かって、誰も損をしないわけですね。しかも、Nさんが頑張ったご褒美も買える予算が増える、スゴい仕組みですね!