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優待改悪後もすかいらーく人気は健在 12月注目の株主優待5選

すかいらーくの株主優待の人気は依然として健在(同社ホームページより)

 金融緩和バブルに支えられたコロナ禍の株高に沸いた2020年もあとわずか、株主優待も12月の権利確定を残すのみとなった。個人投資家は年内最後の優待獲得と合わせて、含み損のある持ち株を処分して利益にかかる税を減らしたり、NISA(少額投資非課税制度)枠の使い切りといった、年末のならではのタスクも意識しておきたい。ここでは、12月に権利を得られる優待の中から、30万円程度の予算で投資できる株主優待銘柄を紹介しよう。2020年12月の株主優待の権利を獲得するには、28日(月)までに株を購入する必要がある。

ユニカフェ(2597)

 レギュラーコーヒー大手のユニカフェ(2597)は、自社コーヒー製品の詰め合わせを株主に贈っている。2020年は第50期を迎えることを記念して、1000円相当を上乗せする記念優待を実施することになっており、優待品は例年より豪華になりそうだ。

【優待内容】自社コーヒー製品詰め合わせ……100株以上1000株未満:2000円相当(2020年権利確定分のみ3000円相当) 1000株以上:3000円相当(同4000円相当)(12月末、年1回)

ヒューリック(3003)

 ビル賃貸などを手がける不動産大手。3000円相当のグルメカタログギフトから1点選択するしくみで、3年以上継続保有する株主は2点選択できる。配当利回りも3%超と長期保有にうれしい銘柄。優待の対象は300株からである点に注意したい。

【優待内容】3000円相当のグルメカタログギフト……300株以上:1点選択(3年以上継続保有で2点選択(12月末、年1回)

ライオン(東証1部・4912)

 巣ごもり需要で業績好調の日用品大手。デンタルケア用品などの自社製品詰め合わせを株主に贈っている。

【優待内容】100株以上:自社製品詰め合わせ(権利確定日:12月末、年1回)

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