調理した焼き芋に少量の砂糖、水などを加えて練り上げた濃厚な「金団（きんとん）」は、充填機を用いて一定の量が素早く美しく詰められる
冷凍状態の料理が入った7センチ四方の箱を重に順番に詰めていく。絶妙なチームワークで詰込みから梱包まで約30分とスピーディに行われる。鮑旨煮など47品が入る「祝赤重」（1万8900円、送料無料）を製造中
一の重、二の重、三の重は作業台が分かれており、最初に各台に重を高く積み、一番上の重に料理が入ったら三段を重ねて梱包へ。その下から現われる重にまた料理を詰めていく
「鶏つくね照焼」は仕上がりをふっくらとさせるため、焼く前に蒸す行程が入る。調理後、マイナス30度で冷凍。軟骨のコリコリとした食感が好評
料理が詰められて完成したおせちは、一つひとつ手作業で風呂敷に包まれる。緩まないように結ぶのにもスタッフの熟練した技術が光る。このあと、おせちは1個ずつ発送専用の段ボール箱に梱包される
別の場所にある冷凍施設へ運送する冷凍トラックにおせちを積み込むスタッフ。製造から保管まで適切な冷凍状態を保ち続けるため、随時、少数でも本社工場を出発し、ピストン輸送で1日何回も往復する
