「すぐ買って、すぐ売る」が家計を助ける
出品するときは、商品を「値段が高い」「値段が安い」「機能的」「情緒的(季節や流行に左右されやすいもの)」と分類すれば、値つけがしやすい。
高くて機能的なものとは、スマホやカメラ、高くて情緒的なものはブランドバッグや宝石、安くて機能的なものは書籍、安くて情緒的なものは服やベビーカーといった具合だ。この中でも特に売りやすく買い手が多いのは、「安くて情緒的なもの」だという。
「安いものはメルカリなどのフリマアプリの方が利益になりやすい。特に服など情緒的なものは、季節や流行でニーズが移り変わるので、買い手がつきやすいのです」
リユースを習慣化すれば、「いつか売ること」を前提としてものを買うようになることも、大きなメリット。たとえば、“子供服は着られる期間が短いから安いものでいい”と考えるのではなく、上等なものを買って短い期間を楽しみ、サイズアウトしたら即、きれいなうちに売る。そうすれば、新品とさほど変わらない高値で売れることも。
よく吟味する「買い物上手」になり、手放す習慣も身につくので、家に不用品がたまりにくくなる。もちろん、手元のお金も増える。
令和3年は、ぜひ家計に革命を起こす「リユース」元年にしてほしい。
※女性セブン2021年2月11日号