2度目の緊急事態宣言で居酒屋やファミレスが夜8時に閉まるようになった結果、自炊をしなくてはならなくなり、スーパーマーケットに足を運ぶ人も増えているだろう。コロナ禍のストレスが溜まっているのか、スーパーではこれまでにはなかったようなトラブルも発生しているという。スーパーの店員や客が見た、実際にあったトラブルを紹介する。
浮世のうさ晴らしにくる男性客にうんざり
スーパーのパートタイマー歴15年。ここだけの話、2回目の緊急事態宣言からこっち、客の態度がひどいなんてもんじゃない。
特にテレワークだかなんだか知らないけど、会社に行かなくなった男ども! 気晴らしに、日に何度もやってきて、ケチつけていくんだわ。
「ポイントカードはお持ちですか?」と聞くと「ねーよ。何回言わせるんだッ!」とケンカ腰。
「レジ袋に商品をお入れしましょうか?」と言うと、私がしている薄いゴム手袋を見て、「その手袋、何人目の客で替えてるんだ? オレの買ったものを汚ねぇ手で触るなッ」とからんでくる。
かと思えば、小さくて古いビニール袋を差し出して、絶対に入らない量の商品を入れさせようとする。
飛沫対策の透明のビニールシートをグイとめくりながら顔を突き出して、「お前なぁ」と言われたときは、黙ってレジ閉めて、事務所に駆け込んだわよ。
ふんっ、何が高級住宅地でいちばんのスーパーよ!!
(おじさんが怖い55才女性店員)