“列に割り込んだ疑惑”でカートを足に!
コロナ禍でみんなイライラしているのはわかっていたけど、近所のスーパーで、おじいさんから暴行をされるとは……。こんなこと、初めてよ。
どこのスーパーやコンビニも、レジ前に並ぶ客が間隔を空けて並ぶように床にシールが貼ってあるでしょう。
その店は、その間隔が広いから、列を横切ったりできていいなと思っていたの。
それで、その日も、レジに並ぶ前に買い忘れたものを思い出して、列を横切って、再び列を横切ったらガーン! スーパーのカートを足に当てられた。
痛みでびっくりして一瞬わからなかったけど、おじいさんが「割り込むな」とわめいている。「暴力はダメだよ」とほかの客から止められたら、ますます興奮して、「こんな女がいるからコロナが終わらないんだ」って。
当てられた足も痛いし、頭にきて私も反撃していたら、「上の人間を出せいっ!!」とレジスタッフに直訴。でも、「チョット、オマチクダサイ」って外国の人。
なかなか要領を得なくて店長が現れるまでずっとにらみ合いよ。ホント、疲れた。
(平謝りの店長に免じて矛を収めた43才女性客)
取材・文/野原広子
※女性セブン2021年3月11日号