では、ゲームセンターから足が遠のいた理由は何か。Cさんは「ゲーセンが新規ユーザーには敷居が高くなった」と、かつて以上に“マニア化”が進んでいるのではないかと分析する。
「ゲーセンが『最新』という時代は終わりました。昔はゲーセンに行けば『最新』があり、そこでプレイする必要性がありました。でも今は、家庭用ゲーム機が高性能であることはもちろん、ネットの発達でオンライン対戦もできる。行く必要性がないんですよ。私もわざわざ行く意味が感じられず行かなくなりました。
だからなのか、ゲーセンは操作方法が難しかったり、上級者に合わせた難易度のゲームが多くなったと感じます。初心者には敷居が高いんですよ。もはやゲーセンは大衆的なものではなくマニア向けです。にもかかわらず、一部のユーザーは新規に優しくないんです。友人は低難易度でプレイしていたら、『後ろで見ていた人に笑われた』と嘆いていました」(Cさん)
ユーザーのゲームセンター離れに歯止めをかけられるか。