質問9:数年前から、保険の管理は息子夫婦に任せています。そろそろ見直しをすべきか考えていますが、何を話し合えばいい?(77才・無職)
回答:「医療保険は満80才まで契約できるものがほとんど。それ以降は選択肢がかなり限られます。75才以降は、最後の確認だと思って早めに見直しましょう」(岡山さん)
「実際に保険金請求が必要になったとき、自分が請求できるとは限りません。何種類の保険に加入しているのか、請求先はどこか、誰が受け取り人なのか、代理人は誰なのかなど、家族で情報共有すべきです」(山中さん)
質問10:近年は入院日数が短期化しています。長期入院への備えより、短期入院や通院に重点を置いた方がいいですか?(62才・主婦)
回答:「がんでも平均で17.1日と、昨今は入院日数が減っています。そのため、日帰り入院からでも入院給付金が支払われる『一時給付金型』が主流に。長期よりも短期入院に重点を置き、入院前後の通院で保障される日額の額面も減らし、一時給付金の大きい保険に変えるのがおすすめです」(岡山さん)
※女性セブン2021年5月20・27日号