【対策】煙やにおいの被害は広範囲に影響するので仲間を見つけてみては?
銀座さいとう法律事務所の弁護士で家庭問題や刑事事件に詳しい齋藤健博さんが、対処法を教えてくれた。
「キャンプブームの影響でベランダでキャンプをする“ベランピング”なども流行。においや煙が問題になるケースが急増しています。裁判になるケースも。こういった問題の争点は“受忍限度”(一般社会生活上、受忍すべき限度を超えているかどうか)。ただし、“受忍限度”の程度は相手と異なることが多く、当事者同士の話し合いは水掛け論になりがちなので、管理会社などから相手に説明をして改善策を探ってもらいましょう。煙やにおいは、近隣に広がるので、同じ悩みを抱える住人と協力し合うのもひとつの手です」
取材・文/前川亜紀
※女性セブン2021年6月3日号