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看護師から転職も… コロナ禍の今「夜の街」に飛び込む女性たちのリアル

コロナ禍であえて「夜の街」に飛び込む女性たちも

コロナ禍であえて「夜の街」に飛び込む女性たちも

 コロナ禍で打撃を受けた業界は多い。キャバクラなど「夜の街」に関わる職種は、その代表的なものだが、今、あえてキャバクラ嬢に転職する女性や、昼の仕事と掛け持ちするようになった女性たちもいる。コロナ禍で「夜の街」に飛び込んだ女性たちのリアルに迫った。

 緊急事態宣言が6月20日に解除され、まん延防止等重点措置へ切り替わった東京。東京都医学総合研究所の調査によると、繁華街の夜間の人出は、6月12日まで5週連続で増加しているという。都内のキャバクラ激戦区にある店舗に勤務する30代の男性は、「ここ数か月で客足は戻りつつある」と語る。

「平日の夜はまだまだ閑散としていますが、週末は人が戻りつつある印象はあります。今年に入って新規オープンした店もあります」

看護師からキャバ嬢へ転職「逆差別が辛かった」

 4月から都内のキャバクラ店に勤務するようになった元看護師の20代女性・Aさんは、「お客さんが『大変だったでしょ』『頑張って』と労ったり励ましてくれたりして、本当にありがたいです」と笑顔を見せる。

 Aさんは今年3月まで都内の病院の一般病棟で働いていたが、看護師としての体力と精神面での限界を感じ、退職した。コロナ禍の人材不足で業務量が増えているにもかかわらず、彼女が働く一般病棟では残業代はつかなかったことも大きい。手取りは16万円ほどだった。

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