【病院に行く】適応障害やうつ病などの診断書は証拠にも
モラハラ被害者は、ストレスから適応障害やうつ病などを患っていることが多い。
「自由を奪われ言葉の暴力で支配され続けていると、心身の状態が悪化します。自分では気づいていないケースが多いので、心療内科などで相談し、症状があるようなら必ず診断書をもらいましょう。これが離婚でもめたときの証拠にもなります」(齋藤さん)
夫の名前を見ると動悸がする、食卓で夫が座る側の耳が聞こえにくくなるなどの症状が出る人も。しっかり治療することが大切だ。
ここまで準備することで、「(モラハラの)証拠を集める」「別居」「離婚を切り出す」という次のステップに進むことができるだろう。
取材・文/前川亜紀 イラスト/たばやん
※女性セブン2020年8月12日号