中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

家賃は安いが光熱費は割高 地方移住で気づいた「意外と物価が高いもの」

 そうした観点から考えると、都会から田舎に引っ越した場合、あるいは田舎から都会に引っ越した場合は、高いものと安いものをキチンと把握し、それまでの生活スタイルを微修正することをおすすめします。そうすることによって、必要以上にお金を使わずに済む生活を送れるようになるわけです。土地によって高いものと安いものは異なってきます。そこを理解したうえで、住む街は考えていきたいものです。

【プロフィール】
中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう):1973年生まれ。ネットニュース編集者、ライター。一橋大学卒業後、大手広告会社に入社。企業のPR業務などに携わり2001年に退社。その後は多くのニュースサイトにネットニュース編集者として関わり、2020年8月をもってセミリタイア。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、『縁の切り方』(小学館新書)など。最新刊は『恥ずかしい人たち』(新潮新書)。

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