これらの資格の中から、どのように資格を選べばいいのだろうか?
「まずは、自分がどの業界で働きたいかを考えることが重要です。でも好きなだけでは、すぐに仕事には結びつきません。たとえばジュエリーが好きだからといって、宝石鑑定士の資格を取っても、求人サイトではほとんど募集がないのが現状です。
趣味で資格を取るのはいいことですが、やはり仕事となると求人があるかどうかを考えて、資格を選ぶ必要があります」
資格の中には、「この講座を受ければ、資格の取得可能」と謳っているものもあるが……。
「その多くは、お金を出せば誰でも簡単に取得できるものです。持っている人が多いため、仕事を得るための競争率も高くなります。せっかく取っても生かせる仕事がなければ宝の持ち腐れになってしまいます。どれだけ稼げる資格なのかを考えて、資格を選ぶ必要があります」(佐藤さん・以下同)
6か月目安で勉強をして受験するのがおすすめ
そこで、もう1つ頭に入れておきたいのがコストパフォーマンス(費用対効果)だ。
「資格を得るにあたっては、試験を受ける必要があり、受験料が必要です。地味な資格の多くは受験料が5000~1万5000円程度。そのお金を払っていくら稼げるかが重要です。私が取得した社労士を例に挙げると、受験料は1万5000円(2021年7月現在)で、合格後に仕事を始め、稼いだ金額は年間500万円程度です。できるだけ初期費用を抑えて、稼げる資格を探すといいですね」
資格を得るにはそれなりの勉強時間が必要だが、できれば短期決戦で取得するのが望ましい、と佐藤さんは続ける。
「私は『石の上にも半年』と言っていますが、6か月目安で勉強をして受験をするのがおすすめです。あまり長すぎると途中でやる気が失せたり、断念してしまう人が多いからです」