全国的に知られる避暑地・軽井沢には明治時代より政財界の幹部が集い、懇談の舞台となってきた。コロナ禍で移住希望者が増え、地価が前年度比で10%上昇した軽井沢には、今も多くのセレブが別荘を構えている。その一部を紹介する。
●「豊かな森に突如現われる“要塞”別荘」 ビル・ゲイツ
千ヶ滝西区の尾根を削り取った約6600坪の敷地に建つ、ゲイツ氏の別荘とされる豪邸。地下3階まであるとも。
●「創業者ゆかりの地に建つ閑静な佇まい」 石橋正二郎
軽井沢に2か所あるブリヂストンの保養所。旅行や研修などのほか、社員がワーケーションに利用することもある。
●「大正期に建築された洋風別荘」 田中角栄
水戸徳川家十三代当主・徳川圀順(くにゆき)の別荘を田中が買い取り、晩年には療養で過ごした。