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社長が明かすリーブ21の広告秘話 「最初は五大新聞すべてに断られた」

CMに登場するのは、「毛髪クリニック リーブ21」のカウンセリングと施術を受け、実際に発毛した人ばかり。男性のほか、女性が登場するバージョンもある

CMに登場するのは、「毛髪クリニック リーブ21」のカウンセリングと施術を受け、実際に発毛した人ばかり。男性のほか、女性が登場するバージョンもある

 1998年から開始した全国CMでは、爆発的な問い合わせがあるのではと期待していたが、実際は来店客数が約20%増。各店で余裕をもって顧客対応をすることができたことで、その後の口コミ効果も加わり、「リーブ21」の認知度が上がり、抜け毛・薄毛に悩む人の「発毛の喜び」につながっている。

 CMにはタレントが登場することもあったが、現在のメインは、発毛コンテストの出場者が登場するバージョン。発毛体験者の偽りのない喜びの表情を伝えることで、信頼感を与えることができている。岡村さんは現在76才。いまも若々しく黒々とした毛髪で登場しているが……。

「正真正銘私の髪です(笑い)。いまも毛髪にいい成分が見つかれば自分の頭皮と毛髪で試しています。数か月単位で状態が悪くなることはありますが、丁寧にセルフケアしてリカバリーしています」

 常に脱毛の原因になる頭皮、体、心のケアを欠かさず、「発毛」を体現しながら、最新CMの撮影に臨んでいる。

【プロフィール】
岡村勝正/1945年、山口県厚狭郡(現・山陽小野田市)に、農業を営む両親の間に8人きょうだいの次男として生まれる。親族が経営する自動車修理事業を数年手伝い、1970年に大阪府八尾市で『岡村板金』を設立。1972年にクリーニング店『サンドライ』を開店し、1976年から「発毛」の研究を始める。1991年に独自の毛髪システムが完成。1993年『毛髪クリニック リーブ21』を設立。1999年には低周波と高周波を使った「毛髪発毛育毛装置」で特許を取得した。

※女性セブン2021年9月2日号

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