医療保険はどうする?
昔、加入したままにしている医療保険の保障内容に不安がある場合は、解約や減額とは異なる見直し方法も選択肢となる。
「現在の契約に追加して新たな保険に加入する『追加契約』や、特約保障を追加する『中途付加』、現在契約中の保険の積立金を下取りに出し、新たにグレードアップした契約にする『転換』など保険の見直し方は様々です。ライフステージや要望に合わせて担当者に相談しましょう」(金山氏)
新型コロナの発生など予期せぬ事態には、新規の保険加入も検討したい。
「最近の医療保険は原則として自宅療養でも入院と同等の保険金を受け取れます。現状のコロナ禍が不安な人は、1回の入院で大きな一時金を受け取れるタイプの医療保険への加入を考えてもいいでしょう」(金山氏)
ムダな保険の解約などで、本当に必要なセーフティネットを用意できる。
※週刊ポスト2021年9月17・24日号