「外資系企業の派遣社員になりました。完全在宅勤務になり、ほぼ毎日定時上がり。日勤だけでなく夜勤もありますが、もちろん時給は割増になります。残業は1分から出るすばらしさ。年収も大幅に上がりました。並行して、動画制作の趣味を生かしてフリーランスとしての活動も始めました。前の職場で経験した、『正社員なら組織のために滅私奉公すべし』というような、自分を犠牲にする精神はもうこりごりです」(Aさん)
Aさんは実感を込めて、「ブラック企業の正社員より、ホワイト企業の派遣社員が圧倒的に幸せ」と語る。ひとくちに「正社員」といっても、その実態はさまざま、正社員にこだわるあまり、自分に合った働き方を見失う可能性もある。名ばかりの正社員に惑わされず、各個人に合った働き方を選択したい。