車内スペースが狭いという点もネックだった。子供が生まれ、チャイルドシートやベビーカーなどを積み込むようになったからだ。
「ベビーカーとチャイルドシートを乗せると、ほとんど荷物を載せられない感じです。子どもの成長や、もしもう1人子どもが増えたらと考えると、さすがにこのまま軽だと厳しいでしょうね。大型スーパーやホームセンターの買い物、アウトドア道具の積載もモノによっては厳しそう。メインは普通車に乗っていて、サブで軽自動車に乗れるようになるといいんでしょうが、やっぱり予算の問題がありますよね……」(Bさん)
「街乗り」「買い物」には最適という人も
一方で、以前は普通車に乗っていたが、軽自動車に乗り換えて満足している人もいる。専門商社に勤務する40代男性・Cさんだ。基本的には1人で乗ることが多く、たまに妻が買い物のために車を出すくらいだという。「買い物」「街乗り」用途では、軽自動車のほうが便利だと語る。
「軽自動車税の納税通知書が届いた時や、車検がある度に節約を実感できます。私の使い方だと普通車と比べて、年間8万~9万円は安くなっていると思います。軽自動車は、都市部とか、近所だけで乗るなら小回りが利いて便利ですよ。狭い道もスムーズに走れますし、駐車スペースも取りません。用途は買い物がほとんどで、長時間は乗りません。そういう人には最適な相棒だと思います」(Cさん)
軽自動車と名前がついていても、大きな買い物であることは間違いない。自分のライフスタイルに合わせて後悔しないように選択したい。