「まあいいや」を口ぐせにしない
そもそもお金持ちとは、単純に収入が多い人でも、毎日切り詰めてがまんばかりしている人のことでもない。「貯めるための小さなひと手間を惜しまない人」こそ、本当の意味で豊かな暮らしができるもの。
「めんどうくさい」「これでいいや」と、毎日の買い物のたびにレジ袋に5円、ATM手数料に110円……と、ムダなチリツモ出費を重ね続けていると、1年もすれば1万円を超えるだろう。
こうした妥協の言葉は、お金が貯まらない人の典型的な口ぐせだと、家計再生コンサルタントの横山光昭さんも言う。
「一方で、お金が貯まる人がよく言うのは“考えてみます”というせりふ。目先の損得ではなく、お金も時間も労力も、どう使えば最終的に自分が満足できるのかをその都度慎重に考えているのです」
ケチにはならず、妥協せず、ムダのない習慣が、お金を引き寄せるのかもしれない。
※女性セブン2021年11月11・18日号