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私たちの「ヘアドライヤー選び」の失敗談 選ぶポイントは価格・機能だけじゃなかった!

ドライヤー、こんなのじゃイヤー!(写真:アフロ)

ドライヤー、こんなのじゃイヤー!(写真:アフロ)

 一口に家庭用ヘアドライヤー(以下、ドライヤー)と言っても、単純に乾かすだけを目的とするものから、ヘアケアを意識したプロ仕様のものまで幅広い。機種によって風量や重量、静音性、髪に優しい機能も違い、自分の髪質や使用環境に合ったものを選ぶのは案外難しい。加えて、近年は高い速乾性や保湿効果、頭皮ケアなどをうたう高機能商品も充実している。こうして選ぶ選択肢が増えているからこそ、失敗も起きやすくなる。ドライヤー選びで失敗した人たちの体験談を集めた。

「ドライヤーは高くなればなるほど高性能で良いものも多いですが、自分に合ったものでないとやっぱり使いづらいですね」

 そう明かすのは、IT企業に勤める30代女性・Aさんだ。高いデザイン性と風量に定評がある、5万円近くする高級ドライヤーを購入したが、思わぬ落とし穴があった。

「本体が持ちにくかったんです。持ち手の部分が太くて、手が小さい私にはちょっと厳しいうえに、持ち手が長くて重たい割には、ヘッドの部分が小さいので、バランスが悪く感じられました。見た目は本当に好きなのですが、使いにくかったら本末転倒だと後悔しました」(Aさん)

 高額だったため、Aさんはできれば長く使いたいと思ったが、持ちにくさがストレスになり、フリマアプリで売ることにした。

「そもそも私は髪の毛が多いほうでも長いほうでもない。だからそこまで風量にこだわらなくてもいいのかな、と思い直して、メルカリで売りました。4万円くらいで出しましたが、美品だったこともあり、すぐに売れましたね。さすがは人気ブランドだなと思いました。

 次のドライヤーを買う時も、髪にいいものがほしいという気持ちはあったので、今行っている美容院で使っている、“使えば使うほど髪がつややかになる”みたいな謳い文句のドライヤーを買いました。すると、持ち手の部分は持ちやすいのですが、今度は全体が重たい(笑)。よく考えたら、美容師さんは上からドライヤーをかけますが、自分でやる時には持ち上げる格好になるんですよね。重さは本当に落とし穴です……。

 あと、前回のも今回のも、折り畳めないのは少し微妙ですね。わかっていたことですが、洗面台のところで邪魔になります。結局専用の台を買って置いていますが、それが5000円ほどの出費になりました。髪にいい云々の前に、そもそも洗面台にドライヤーを置くようなスペースがあるかどうかは、しっかりチェックしたほうがいいと思います」(Aさん)

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