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「女性なのに料理もできないの?」など、時代錯誤の質問にどう返答すべきか

コミュニケーションアドバイザーの森優子さん

コミュニケーションアドバイザーの森優子さん

【お題】「主婦って昼間何をしているの?」

【賢人の回答例】
「記憶がないほどあっという間に終わっちゃうから、覚えてないわ」(横澤)

「仕事している○○さんは本当にすごいと思う。尊敬する。私は日々の家事や子育てだけで精一杯だわ」(森さん)

【アドバイス】相手は家庭より仕事を優先している自分に不安を感じている。
「無邪気な質問の場合もありますが、たいていの場合、相手は専業主婦に対してマウンティングしています。私も20年間の専業主婦時代に、この言葉を言われ続け傷つきました。でもあるとき、こういう人は家庭より仕事を優先していることに不安があるのだと気づきました。それ以来、仕事を持っている人には敬意を示しつつ、主婦の仕事内容を具体的に話すと円満に場が収まるように」(河崎さん)

《今回、神回答をアドバイスしてくれた「6賢人」》
海老名香葉子さん(88才)/エッセイスト・作家。初代林家三平さんの妻。夫の死後も落語の名門・林家一門を束ねつつ、執筆や講演会などを行う。

オバ記者こと野原広子さん(64才)/ライター歴43年。本誌では体当たり企画で人気を博す。最新刊に『で、やせたの?』(小学館)。

森優子さん/コミュニケーションアドバイザー。広告代理店、ホステスなどでの経験を生かし、コミュニケーションのノウハウについて講演する。

河崎環さん(48才)/コメンテーター・コラムニスト。政治経済、子育てなどの分野でコラムを執筆。『めざまし8』(フジテレビ系)に出演中。

さゆり(52才)/夫婦漫才コンビ「かつみ・さゆり」のかつみの妻でボケ担当。最新刊に『さゆり52歳 生き様ビューティー』(ワニブックス)。

横澤夏子(31才)/お笑い芸人。心理を巧みに突いたひとりコントで人気を博す。ネタのヒントは自分の周りの女性たち。2児の母。

取材・文/前川亜紀 イラスト/尾代ゆうこ

※女性セブン2021年11月25日号

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