「いまの歯科治療は歯を削った後、レジンと呼ばれる紫外線で固まる樹脂を使うのが一般的。銀歯は金属が長い年月をかけて溶け出して人体に悪影響を与えることもあり、避けるべき治療となっています。つまり、いまだに銀歯を使った治療をしているところは再考の余地ありです。
そのほか、被せ物や詰め物にセラミックを使う手法もありますが、あまりにも安すぎるものには注意してほしい。海外で安価に作らせているセラミックの一部には歯科技工の精度が低いために噛み合わせがよくないなど、食事の際に違和感が生じるケースもあるのです」(岩澤さん)
時代遅れの歯科医師は実在する。患者側がきちんと最新治療について知っておかねば、古めかしい治療をされるばかりだ。
※女性セブン2021年12月9日号